「日々の診療に追われ、将来のキャリアに不安を感じていませんか?」「もっと主体的に未来を切り拓きたいと思いませんか?」コアメンバー 志鎌 あゆみ
- Marie Washio
- 5月15日
- 読了時間: 2分
私には、どうしても実現したい未来があります。それは、医師である前に一人の人間として大切に生きることができる医療界の実現です。
私の祖父・父はともに、開業の産婦人科医で、24時間365日戦闘態勢でした。携帯電話のない時代、出先でポケットベルが鳴ると、公衆電話からクリニックに電話し、道中であろうと、家族団らんは中断され、慌てて帰る、といったことが日常茶飯事でした。医師とは、患者さんのためには犠牲的であることが当然だと思っていました。
父と同じく産婦人科医を目指していた医師4年目の時、母が膵臓がんに罹患し、闘病の末、半年で亡くなりました。父は、もっと家族と過ごしたかったと、失った家族との時間を思い、これまでの犠牲的な勤務を強く後悔し、「医師である前に自分を大事にするように」と私に話しました。祖父と父は合わせて1万人の子供たちを世に送り出してきました。その功績と引き換えに、当時の自分たちの時間を望むことなど考えられず、望んではいけないと思っていたのだと思います。
医療職は、社会的な貢献度が高い一方で、心身ともに過酷な仕事です。すべての医師が、医
師である前に一人の人間であることを大切にし、自分のキャリアを主体的に築くことを、ぜひ実現したいと強く思います。『We Lead Japan』という名前には、私たち一人ひとりが主体的に未来を築き、日本の医療をリードしていくという強い決意が込められています。
必要な人に、必要な時に、必要な支援を。We Lead Japanがそのような場になることを願っています。
20年後にはもっと皆がHappyに働けるように、一緒に学び、進んでいきましょう。
