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いま、リーダーシップが動き出す——WeLead Japanのアクション! 代表理事:赤嶺 陽子


いま、私たちの学会「日本リーダーシップ・ウェルビーイング医学会(WeLead Japan)」では、まさにリーダーシップが“本気で”動き出しています。私たちのミッションは、医療の現場で働くすべての医師が、健やかに、そして自分らしくリーダーシップを発揮できる未来をつくること。その実現に向けて、2025年9月から医師のためのリーダーシップ育成プログラム「GROW & THRIVE」の新期が開講します。

さらに、医師が日々の悩みや葛藤を安心して語れる仕組み「オンライン・メンターシップ:MED MENTOR」の無料トライアルも開始。これらの取り組みは、すべて学会のメンバー自身が「今、自分たちが本当に必要だと感じていること」を出発点に、自ら手を挙げ、構想し、動かしてきたものです。ここにあるのは、与えられるリーダーシップではなく、自ら育てていくリーダーシップの実践そのものです。

私たちは、この取り組みを「リーダーシップ・ジャーニー(旅路)」と呼んでいます。それは、完璧な“正解”にたどり着くことではなく、自分のなかの問いに向き合い、仲間と対話しながら、少しずつ形づくられていく過程です。リーダーとは、生まれながらの資質ではなく、問い、悩み、選び取っていく姿勢そのものだと私たちは考えています。

私自身もかつては、「私なんかにできるはずがない」「私が率先して意見を言うなんておこがましい」と感じていました。他者の評価を気にして、自分の可能性にフタをしていたのです。けれど、ある時ふと問い直しました。「もし怖がらなければ、私は何ができるだろう?」と。

その問いに背中を押され、私は一歩ずつ進み始めました。そして今でも、私には医療界の外にいるメンターがいます。安心して弱みをさらけ出し、自分の考えや行動を見つめ直すための大切な存在です。優しく誠実に、まさに「Mentee First」の姿勢で伴走してくれるメンターの存在が、私のリーダーシップを育ててくれています。

こうした経験から生まれたのが、医師のための新しいメンタリングの形「MED MENTOR」です。ここでは、知識を一方的に伝えるのではなく、「信頼」と「問い」を大切にしています。上からアドバイスする関係ではなく、安心して語り合い、深く考えることで、参加者自身の中から“リーダーとしての自分”が立ち上がってくる——そんな関係性を目指しています。

この価値を一人でも多くの医師に体験してほしい。その思いから、MED MENTORの無料トライアルを実施することを決めました。現場で孤独を感じている人、自分のキャリアに迷っている人、誰かと率直に話したいと感じている人にこそ、参加してほしいと思っています。

そして、GROW & THRIVEの運営もまた、医学教育、マインドフルネス、メンタリングのプロがチームで動いています。基礎編のGROWでは、自分自身の内面に向き合いながらリーダーシップの土台を築き、応用編のTHRIVEでは、実際のプロジェクトを通して組織や社会に影響を与える力を育てていきます。

WeLead Japanは、「リーダーシップとは肩書きではなく、意志と行動である」という信念を大切にしています。いま、GROW & THRIVEのチームも、MED MENTORの企画メンバーも、それぞれの経験や想いを持ち寄り、実践の場としてこの学会を形づくっています。つまり、学会そのものが、わたしたち一人ひとりのリーダーシップを試し、育てる“フィールド”になっているのです。

この動きは、まだ始まったばかりです。けれど、確実にうねりは生まれつつあります。医療の未来を変えること、働き方を変えること、そして自分自身の人生の歩み方を見つめ直すこと——そのすべてが、私たちの挑戦の先にあると信じています。

あなたも、この旅路に加わりませんか?

【GROW & THRIVE 2025年9月開講】【MED MENTOR 無料トライアル実施中】

詳しくは ▶ https://www.weleadjp.com

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